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今日のお題【転職で必須となる面接対策のための予想する質問】について話をします。
この記事では次のことが学べます!
・面接でされる質問の内容
・面接でされる質問に対しての答え方
・質問に答えるときのポイント
面接は転職で欠かせませんよね。面接対策のための準備をどれだけしたかが採用の鍵になると思っています。私も転職するとき、志望動機に書く内容を考えると同じぐらい面接対策の準備をしました。
ここで紹介する質問が全てじゃないですが、このブログでは面接でよくある質問を15個用意したので紹介していきますね。
ぜひ、最後までチェックしてください。
基本の質問集 5選
まずは基本的な質問から紹介します。ここで紹介する質問はどんな職種でも聞かれるようなほんとに基本的なものです。必ずチェックしておいてください。
自己紹介
名前、学歴、職歴、志望動機、転職理由を簡潔に答えます。話す時間は1分ぐらいにしましょう。色々伝えたいと長く話していると、何を伝えたいのかわからなくて話が入ってきません。
人が集中して話を聞くには長くても1分半くらいと言われています。内容よりも結論の部分のみ言うようにし簡潔にまとめましょう。気になることがあればさらに質問が返ってくるはずです。
長所、短所
長所と短所ではどんな長所が良くて、どんな短所が悪いとかそういうものではなく、
自分自身を理解しているかどうかがみられていると思います。
長所を答える時のポイントは、長所として活かしているところ、エピソードも含めて具体的に伝えると相手によりリアルに伝わります。
短所のポイントとしてはあまりネガティブに答えすぎるのは避けることです。私の場合はせっかちなところが短所が、ただ「短所はせっかちなところです。」だけ答えるとネガティブな印象を与えます。
これは一例になりますが、私の場合でいうと、
「テキパキと素早く行動するのですが、せっかちな部分が出てしまうところがありそこが短所だと考えてます。」
このように答えると長所も含まれてポジティブな印象も与えることができます。このネガティブをポジティブな表現に転換する方法をリフレーミングと言います。
リフレーミングの記事はこちらになります。ぜひ参考にしてください。
退職・転職理由
職歴がある場合は必ず聞かれる質問になります。
この質問で大事なポイントはネガティブに答えすぎないことです。
退職する理由がネガティブになってしまうのはわかりますが、あまりにもありのままに答えると「同じようなことがあればここも辞めるのかな?」と悪い印象を与えます。
あまりにもポジティブを誇張しすぎるのはよくないですが、前向きでポジティブな内容にして良い印象を与えるようにしましょう。
志望動機
志望動機は面接で絶対聞かれる質問の一つですね。
ここでのポイントは履歴書に書いた志望動機の内容とズレがないようにすることです。書いた内容とズレがあればどちらが本当のことなのかわからなくなり、本気度が伝わりません。
退職理由から志望動機の流れはしっかり整理しておきましょう。
過去の経歴
退職理由同様、転職の場合は必ず聞かれる質問です。
自分が経験してきたことを整理しておきましょう。以下のような内容は最低限整理しておくといいと思います。
- どんな病院(施設)で働いたのか(急性期、療養型、クリニック、訪問看護、美容外科、)
- 経験した科目(循環器内科、消化器外科、眼科、耳鼻咽喉科、救急、集中治療室、OPE室など)
- 委員会を経験したか(感染、安全、スキンケア、クリティカルパスなど)
- リーダーや指導経験(いつからリーダー業務を始めたか、プリセプターやメンター経験など)
- 発表経験(看護研究の学会発表や院内での発表など)
転職の場合は即戦力になる人が欲しいものです。「自分は即戦力になれますよ」とアピールできる部分を伝えましょう。
看護や働き方の質問集 5選
ここからは看護や働き方の質問を紹介します。
看護に対しての考え方やどんな働き方を希望しているかを質問されます。自分の意思を伝えるためにも、ありのままの自分を見せるようにしましょう。
今までで失敗したことや大変だったこと
「失敗したことを答えるなんて。」と内容によっては不採用になるんじゃ思うかもしれませんが、この質問の意図はそういうものではありません。
失敗したとき(大変だったとき)どう対応したのか、どう立ち向かったのか、今後にどう活かそうとしたのかなど仕事の取り組み方やその人が持つ考え方を見ています。なのでただ内容を言うのではなく、自分の考えをしっかり言えるようにしておきましょう。
〇〇(失敗した内容)があり、その時は〇〇と考えて行動をしたけれど、もっと〇〇したらよかった。と振り返って、それ以降は〇〇して取り組むようにしています。
〇〇が大変だったけど、チームで〇〇な取り組みをしてなんとか乗り越えました。
上記はあくまで例ですが、【失敗】【大変】というネガティブなことをポジティブに答えるようにするといいですね。エピソードを詳細に伝えて、その状況に対して自分はどんな行動をしたのか、どんなことを考えたのかポジティブな答えを伝えるようにしましょう。
働き方について(希望する配属先、夜勤・残業など)
希望する配属先はなぜ希望するのか、配属されなかった場合はどうかを聞かれます。
面接の時点では誰がどこに配属かはわかりません。希望する人が多ければ配属されない可能性はもちろんあります。そのときに自分はどう考えるのか、ネガティブな考えよりポジティブに捉えられるか答えるといいですね。
夜勤や残業については夜勤・残業がどの程度なら可能なのか聞かれます。
介護や子育てなどそれぞれ事情があると思います。家族内で相談して可能な範囲はどの程度か決めておきましょう。
どういったことはできるけど、この範囲を超えると少し難しいです。と詳細に伝えると採用する側も想像しやすいと思います。また家族のサポートを得られる場合はどのくらいサポートを得られる予定なのか伝えるといいですね。
今後のキャリアプランについて
看護師は常に成長していくよう自己研鑽続ける職種の一つです。
なので今後どんなことしたいと思っているのか、どの分野で頑張っていきたいのか。など看護師として今後どうなっていきたいのかは聞かれます。
大きいキャリアでなくても、自分がどんなことに打ち込みたいと思っているのか。どの分野に興味があるのかでもいいです。自分が進みたい道は何かを考えておきましょう。
看護観
看護観はその人の看護への取り組み方が伝わります。
学生の頃から看護観については考えていると思うし、働いている時も自分の看護観を常に持って業務していると思いますが、改めて言葉で伝えるとなると難しいものです。
自分の看護観とは何か言葉として表現できるように整理しておきましょう。
倫理綱領を参考にすると考えやすいかもしれません。自分の看護観に当てはまるものはどれかピックアップすることで整理しやすくなるでしょう。
病院の理念について
転職、就職は病院(施設)とのマッチングです。マッチしないと働いても長く続きません。
病院(施設)の理念はどうなのか、自分の考える看護観や価値観を整理しましょう。
そのためにも面接する病院(施設)についてしっかり調べておかないといけません。
面接を受ける前には必ず病院(施設)についてチェックしておきましょう。
少し答えづらい質問集 5選
ちょっと回答に困りそうな少し答えづらい質問を5つ紹介します。
絶対されるわけではないですが、この中で私が実際された質問もあります。ぜひチェックしてみてください。
休日の過ごし方、ストレスとの向き合い方
看護に関係ないような感じの質問な気もしますが、わたしは実際この質問がありました。
この質問はプライベートが知りたいというよりは、自分のストレスをコントロールができるかどうかストレス耐性の確認をしています。
看護師は本当にストレスが溜まる仕事です。ストレスは過度に溜まると仕事に影響することもあります。
採用する側としては長く続けてもらいたい気持ちがあるのでストレスとどう向き合っているのか知りたいと思っています。
ストレスがあるときどのように対処するのか、また気持ちを切り替えられることができるのか、その方法を自分自身が理解しているかどうかの確認をしたいのです。
離職期間は何をしていたか
仕事をしながら転職活動をする場合はいいですが、退職後から転職活動まで期間が開く場合は質問されるので考えておきましょう。何か一つでもいいので取り組んだことはないか思い出して、そこでどんなことを感じたのか、学んだのか整理しておくといいと思います。
わたしは辞めてから5、6ヶ月後に転職活動をしたのでもちろん離職期間の質問は受けました。そのときは思う存分休みたくてホームステイを1ヶ月ほどしたのですがそのエピソードを話しました。
大きな出来事じゃなくてもいいし、わたしみたいに看護じゃない経験でも大丈夫です。(ちなみにわたしはこのエピソードでも採用してもらえました)
ただ「どんな経験ができましたか?」、「どんなことを学びましたか?」とさらに質問されます。離職した期間にしたことで自分にとってどんな経験ができたのか、学びがあったのかを看護と結びつけて答えれるように考えておくといいですね。
仕事をしながら転職活動をする場合はいいですが、退職後から転職活動まで期間が開く場合は必ず質問されるので考えておきましょう。何か一つでもいいので取り組んだことはないか思い出して、そこでどんなことを感じたのか、学んだのか整理しておくといいですね。
他に内定をもらっているか、または他の選考も受ける予定があるか
内定をもらっているなら素直に答えましょう。嘘をついても、もし採用されたとき断ったらバレますよね。
他から内定をもらっているからといって不採用にするとは限りません。
確定した人数としては入らないかもしれないですが、それでも採用したいと思ったら「来てくれたら嬉しいな。」という気持ちで採用の通知をしてくれることもあるでしょう。
もし面接するところが本命なのであれば、「他にも内定を頂いたところはありますが、もし御院に採用して頂ければ内定は辞退しようと考えています。」と伝えれば大丈夫です。
またこの後受ける予定はあるのか質問もされることもあります。その場合もあるならあると誠実に答えましょう。とにかく、嘘は絶対ダメです。信用を失います。
【貴院】と【御院】は何が違うか?
まず読み方ですが、それぞれ貴院(きいん)、御院(おんいん)と読みます。
実はこの2つは意味は一緒ですが、使う場面が違います。
貴院:履歴書や職務経歴書など文書を書く場面で使う
御院:面接など会話するときの話す場面で使う
書き言葉か話し言葉なのか使い分けを知っておきましょう!
最近気になるニュース
これもたまにある質問ですね。
この質問は特に医療に関するニュースでなくても良いです。自分が関心あるニュースについて答えるようにしましょう。
自分が答えるニュースに対して、なぜそのニュースが気になったのか、自分はどう考えてて、どんな意見を持っているか。を答えるといいですよ。
看護師の仕事は自分の意見を言わないといけない場面が多いのでそういった「自分の意見を伝える」部分を見ています。
逆質問はあるか
積極性を見せるためにも、いくつか質問したいことを考えておきましょう。
質問する内容は待遇面や給料面についての質問は控えた方がいいです。
質問をするなら
- 転職者にはどんな研修があるのか
- 配属先が決まるタイミングはいつなのか
など入職後を見据えた質問をするといいと思います。
面接中に質問したい内容が聞けたなら、「質問したいと思っていたことは聞くことができましたので、質問は特にありません。」で大丈夫です。
面接の質問を答えるときのポイント3つ
面接では限られた時間で自分を見せないといけません。
そのためにはまず自分に興味を持ってもらうことが大事です。そのためにはどうすればいいかポイントを3つ解説していきますね。
答える時は結論から
質問に答える時はまず簡潔に結論を言いましょう。結論を先に言うことでどういうことだろ?と理由が知りたくなり興味を引くことができます。
結論を言わずにダラダラ話せされても結局何が言いたいのか伝わらず聞いてもらえません。また話す内容が長すぎると聞く側は集中力が切れます。人が集中して話を聞くには長くても1分半くらいと言われています。
まずは結論から。具体的な内容は結論を言ってから答えるようにしましょう。
ネガティブな印象を与えない
答える内容はネガティブにならないようにしましょう。あまりネガティブすぎると悪い印象を与えてしまいます。採用する側としてはネガティブに考える人よりポジティブに前向きに取り組んでる人を採用したいはずです。
ネガティブな内容でも、ポジティブな考えを盛り込むことで印象が和らぎます。ネガティブすぎる答えはなるべく避けましょう。
答えは丸暗記しない
考えた答えを一語一句丸暗記するのはやめましょう。
面接は試験ですが、決まった答えがある試験ではないです。
面接はあくまで会話した上で決めるものです。丸暗記したものをその通りに答えるのはただのロボットです。それでは感情は伝わりませんし、感情がないものは会話ではありません。
それにもし丸暗記したものが緊張して全部飛んでしまったら・・・余計に緊張してうまく答えられませんよね。
考えた答えが正解とは限りません。多少考えたものが前後しても相手にはわからないです。面接での質問の答えはセリフではないので、一語一句丸暗記ではなく自分の伝えたい言葉で答えましょう。
まとめ
面接でよくある質問を15個を紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?
紹介した質問はほんの一部なので、面接では考えていなかった質問に出くわすこともあります。まずは落ち着いて質問を聞きましょう。考えてなかった質問をされた時は臨機応変力も必要になりますが、取り繕ったりせず自分の言葉で伝えるようにしてください。
落ち着いて面接を受けられるように面接対策の準備として役に立てたら幸いです。希望する場所で働くことができるように応援しています。
このブログを運営者
おさちん
看護師経験10年以上。終末期、救急を経験。
勉強嫌いなわたしが学生時代にした勉強方法や実習生活、看護師になって経験したことなど、今まで経験したことが”ちょっと”でも誰かの役に立てたらと思い発信しています。