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今日のお題【看護師の転職 採用に一歩近づくための目を惹く志望動機の書き方】について話をしますね。
この記事では次のことが学べます!
・志望動機を書くときの手順
・書類選考を通過する志望動機の書き方
・志望動機を書くときのポイント
転職活動と言えば欠かせないのが履歴書に書く志望動機ですよね。
応募から採用にたどり着くまでいくつかステップがあるけど、まずその最初ステップが履歴書の志望動機。
書類審査が通過しないことには何も始まらないから、転職活動において志望動機を考えることはとても大事です。
わたしが過去に経験も踏まえて、志望動機の書き方を紹介していきたいと思います。
面接ステップに進むために目を惹く志望動機の書き方を知っていきましょう!
リサーチと準備
志望動機を書くうえで1番大事なことは準備です。何も調べずいきなり書き始めるのは絶対NGです。
就職・転職は病院(施設)と自分のマッチングです。マッチしないところで働いても自分がしんどくなるだけなので、まずは希望している病院(施設)について調べましょう。
病院(施設)側もマッチする人に来て欲しいと思っているので、志望動機には自分と希望する病院(施設)がマッチしている点を書く必要があります。
なんでもいいから応募した。みたいな志望動機は相手にも伝わります。自分の思いを伝えるためにも、まず病院(施設)をリサーチするところから始めましょう。
病院のホームページを調べる
今はどこの病院(施設)でもホームページを持ってるはずだから、まずはそのホームページを探索しましょう。
- 病院の理念はどうなのか、看護部の理念はどうなのか。
- どんな科目があるのか、自分の行きたい科目があるのか。
- 休みはどうか、勤務形態はどうか。
などなど求人ページも確認し、ホームページの隅々までチェックしてください。
友人・先輩に聞く
周りでその病院で勤務している人、もしくは過去に勤務していた人に話を聞いてみましょう。看護師は横のつながりがあると思うのでよっぽど県が離れてでなければ情報がゲットできるかもしれません。
ホームページでは載っていないような職場の雰囲気、職員間の交流、業務量、残業時間など、自分が気になることをリアルな声で聞いて、情報をゲットしてみてください。
転職サイトや転職エージェントを利用する
周りに聞ける人がいなかった場合は転職に関する専用サイトに登録してみるのもアリです。様々な求人を取り扱っていて、登録者もたくさんいるのでいろんな口コミが集まっています。自分が希望する病院(施設)の情報が聞けるかもしれません。気になる方は情報収集の一つとして利用してみてください。
文章構成を考える
文章構成とは文章の組み立てのことです。文章の書き方は様々な方法があって伝えたい内容によってその方法が使い分けられています。
例えば小説は結末が最後にわかるように文章が組み立てられています。小説など物語の場合は結論は最後に知りたいものです。
しかし志望動機の場合はどうでしょうか?志望動機は物語じゃないから読み進めて知っていくよりも、先に理由を知りたいものです。だから小説とは全く逆の書き方をします。結論を先に読むことで後に続く内容に説得力が出ます。
なので、志望動機を書くときは結論から書きましょう。結論を書いた後、理由を続けて書くようにすることで伝わりやすくなります。
では、書き方を見ていきますね。
まずは結論から書く
〇〇だから応募に至った。とまず結論から書き始めましょう。
- 「理念に共感したから」
- 「見学をしたときにスタッフ間の雰囲気を見て」
看護学生さんの場合はこんなこともあると思います。
- 「実習中の看護師と患者さんの関わり方を見て」
- 「先輩看護師と後輩看護師の関係性を見て」
などなど、もっといろんな理由があると思いますが、まずは結論を短文で言い切るように書いてみましょう。
詳細は後に続く文章に書くので、最初の結論は少し抽象的でも大丈夫です。
ポイントは結論は長々と書くのではなく短文で言い切ることです。
内容は具体的に書く
結論を書いたら続けてその結論に至った経緯を書きましょう。
結論に続く詳細部分はより具体的に書いてください。読み手が想像できるようなリアルさがある詳細を書くようにしましょう。
- 理念のどんなところと自分の考えが合ったのか
- 自分の生活スタイルと勤務体制がどうマッチしたのか
- 見学したときスタッフはどんなやり取りをしていたのか
- 看護師がどのように患者さんに接していたのか
- 先輩スタッフと後輩スタッフはどんなやり取りをしてたのか
相手がその情景を思い浮かべることができるように、内容は具体的に書くことが大事です。
締めは自分の経歴、今後の展望を書く
最後は自分が経験してきたことをどのように活かすのか。
または今後について考えていることを書く。
「看護者の倫理綱領」の8番目に書かれてたことを思い出してみてください。
8.看護者は、常に、個人の責任として継続学習による能力の開発・維持・向上に努める。
公益社団法人日本看護協会 看護職の倫理綱領https://www.nurse.or.jp/nursing/assets/statistics_publication/publication/rinri/code_of_ethics.pdf
と書かれています。看護師は自己研鑽を続けていくことが大事です、成長し続けて自分を磨いていく仕事です。
採用する側は、今後どんな看護師を目指しているのか向上心を知りたいと思っています。
今までの経験を活かした今後の活動でもいいし、今までの経験以外にもチャレンジをしたいと思っていることがあればアピールしましょう。
仕上げ
実はまだ書き終わったわけじゃなく、土台が完成しただけです。ここから仕上げの作業をして完成させます。
書いているときは集中しているから気づかないけど、文章がおかしくなっていたり、フォーマルな言葉を使えていなかったり、誤字脱字があったりします。
志望動機を完成させるために、仕上げのチェックをしましょう。
正しい言葉を使えているか検索する
志望動機はフォーマルな文章で書きますよね?
普段使わないような言葉を使うから、言葉の意味を勘違いしていたり、言葉のチョイスを間違えてしまうこともあります。だからといって最初から完璧な言葉が使いながら書いていたら、気になりすぎて自分の思いがうまく書けません。
だから最初は言葉をあまり気にしすぎる必要はないですが、書き終えたらチェックするようにしましょう。
今はネットが充実していて検索すればすぐに正しい表現、意味が出てきます。
検索の方法は、検索ワードに以下のように入力してみてください。
- 「〇〇 言い換え」
- 「〇〇 意味」
- 「〇〇 △△ 違い」
〇〇のところに自分が調べたい言葉を入れると出てきます。同じ読み方だけど漢字が違うとかであれば、気になる言葉にスペースを開けて「違い」と入れたらそれぞれの言葉の意味、どう違うのかを調べることができますよ。
使っている言葉の意味は合っているか、表現方法は間違えていないか、フォーマルな言葉を使えているかを調べてみましょう。また誤字がないか漢字のチェックも念の為しておいてください。
声に出して読む
目で読むだけでは視覚だけの情報しかないですが、声に出すことで「見る」「話す」「聞く」の3つの知覚から情報を得ることができるます。知覚を多く使えば使うほど文章の違和感や、誤字脱字の間違いなどの気づきやすくなります。
できた!と思ったら意外に間違えてた。なんてことがあったりします。
そして念の為に、別日にもう一度チェックすることをオススメします。
別の日に読むと新鮮な気持ちになって読むことができるから、また違う視点で気づくこともあります。
完成したら必ず声に出して読んでみてくださいね。
ネガティブな内容がないかチェックする
ネガティブは相手にマイナスな印象を与えてしまうから注意してください。
ネガティブな内容がないかチェックしましょう。見つけた場合はポジティブな言葉に変換してください。
ネガティブをポジティブに変える方法としてリフレーミングという方法があります。
仕事するならネガティブなことを言う人よりも前向きに取り組む人と働きたいですよね。
退職理由がネガティブだったとしても、ポジティブに変換できないか一度じっくり考えてみてください。ネガティブな気持ちが出ていないかチェックしてポジティブで前向きな言葉を使うようにしましょう。
ネガティブをポジティブに転換する方法はこちらの記事を参考にしてみてください。
第三者にチェックしてもらう(家族、友人、添削サービス)
最後の最後は自分じゃない目でチェックしてもらうこともオススメです。
自分1人だとどうしても考えが偏ってしまいます。ほんとにこれで大丈夫かな?と心配な人は、そういった第三者に一度目を通してもらうといいです。
人はそれぞれ考え方や感じ方が違うから見てもらうことで新しい発見があったり、自分では気づかなかったミスを気づいてもらえることがあります。
けど、家族や友人に見せるのはちょっと恥ずかしい。なんて人は知らない人なら見せることができるとかないですか?そんな方は相談サービスを利用してみるのもいいかもしれません。転職エージェントだと応募書類の添削や面接対策を行なっている会社もあるみたいですので一度チェックしてみるのもいいですね。
他にもココナラというサービスサイトではいろんな看護師の方が添削サービスを提供しています!わたしもサービスを提供している1人です。気になる人は下の「詳しくはこちらへ」からチェックしてみてください。
まとめ
目を惹く志望動機の書き方についてポイントを解説しましたがどうでしたか?
書き始めは難しいと思うかもしれませんが、ちょっとしたポイントで人と差がつくオリジナルの志望動機を書くことができるようになりますよ。
志望動機を充実させて希望の病院(施設)の書類選考を通過しましょう!
志望動機を書くときのNGポイントはこの記事で紹介しているので参考にしてみてください。
このブログを運営者
おさちん
看護師経験10年以上。終末期、救急を経験。
勉強嫌いなわたしが学生時代にした勉強方法や実習生活、看護師になって経験したことなど、今まで経験したことが”ちょっと”でも誰かの役に立てたらと思い発信しています。