理不尽な態度をとる先輩看護師への現実的な関わり方

「なんで私だけ怒られるんだろう…」
「些細なことで嫌な態度をとってくる先輩がいて、出勤がつらい」

理不尽な態度をとる先輩看護師が職場にいると、毎日の勤務が本当にしんどくなりますよね。

私も新人の頃、些細なことで毎日のように怒られたり、嫌な態度を向けられる先輩がいて、出勤前から憂鬱な気分になることがありました。

「自分のやり方が悪いのかな…」「もっと気をつけないと」と悩んで、仕事のことばかり考えてしまう日々。

でも、職場をすぐに変えられるわけではないし、異動の希望もすぐには通らない。

そんな状況で少しでも気分よく働くために私が気づいたことは、無駄に関わらず、自分の業務をしっかりこなすことです。

この記事では、嫌な態度をとる先輩との関わり方や、実際に私が試してよかった現実的な対策を紹介します。

こんな方に読んでほしい
  • 理不尽に嫌な態度をしてくる先輩看護師がいる
  • 職場に苦手な先輩がいて出勤が憂鬱
  • 嫌な態度をされないための現実的な対策を知りたい
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目次

嫌な態度をする先輩看護師との関わり方

嫌な先輩看護師が何か目障りなことがあると嫌な態度をとってきたり、怒ってきたりすることがあります。

「仕事をする上で気になる点がある」「何か目についてしまうところがある」などがあると先輩が嫌な態度をとることが多いです。

嫌な先輩看護師との関わり方のポイントは以下の3点です。

  • 無理に交流を深めない
  • 必要最低限のマナーは守る
  • 仕事を真面目に取り組み悪目立ちしない

自分が関わり経験してきたものも交えて、詳しく解説していきます。

無理に交流を深めない

嫌な先輩と無理に交流を深める必要はありません。

交流を減らすと、接触が減るため徐々に関心も減っていくでしょう。

人付き合いの中で、どうしても合わない人というのは一定数いるものです。

会社の組織構成を表現する方法として「262の法則」があります。[1]

「262の法則」は経済学者ウィルフレド・パレートの「パレートの法則」をもとに考えられたものです。

262の法則を人間関係に置き換えて考えると、構成は以下のようになります。

  • 2割:好かれる
  • 6割:どちらでもない
  • 2割:好かれていない

この法則から、嫌な人は一定数いるのだということが考えれるでしょう。

なので、理不尽に嫌な態度をされても無駄に意識しすぎる必要はないです。

意識しすぎてネガティブに考えてしまう方は、会話はポジティブに変える方法を知るのもいいでしょう。

嫌な人との関わりは、時間や労力の無駄になり精神がすり減るだけです。

職場は仕事をするところで、仲良しこよしする場所ではありません。

嫌な先輩とは距離をおいて必要最低限の仕事の会話だけで十分でしょう。

必要最低限のマナーは守る

嫌な人がいたとしても、すれ違うときは挨拶するなど社会人として必要最低限のマナーは守りましょう。

先輩が嫌で関わりたくないからといってマナーを守らないと余計に目をつけられることにつながります。

嫌な態度を取られてあまり良くない関係が、さらに悪化するようなことは避けましょう。

もし挨拶を無視されることがあっても気にする必要はありません。

そもそも挨拶は返してもらうためにいうものではなく顔を合わせたときの礼儀です。

挨拶を無視する人がいたら「マナーがない先輩だな。」くらいに思っておけばいいです。

仕事を真面目に取り組み悪目立ちしない

嫌な態度をとる先輩は、意外と仕事以外のことにも目を光らせていることがあります。

  • 「誰と仲良く話していたか」
  • 「あの先生とよく喋っている」

など、嫉妬や個人的な感情から、仕事とは関係ないことで嫌な態度を示す場合も少なくありません。

もちろん、業務でミスや足りない部分があれば指導されるのは当然です。

でも、必要以上に理不尽な態度をとられるのは別問題です。

先輩が変わってくれることを期待しても、現実にはなかなか難しいもの。

だからこそ、自分ができる範囲で対応すること重要です。

具体的には、

  • 勉強を重ねて知識やスキルを身につける
  • 業務を丁寧にこなす
  • 悪目立ちせず、落ち着いた行動を心がける

これだけでも、嫌な態度をとられにくくなることがあります。

さらに、業務の効率化優先順位の考え方を見直すと、より安心して仕事に取り組めます。

嫌な態度をする先輩看護師に備えて業務効率を上げておく

どんな理由で嫌な態度を取られるのか、先輩の考えなんてわかりません。

なので、自分にできることをコツコツ取り組んでおきましょう。

嫌な態度を取られないためにできることは、業務の効率化を上げることです。

では、業務の効率を上げるためにはどうすればいいのか、どんな力をつければいいのか詳しく解説します。

アセスメント力をつける

業務効率を上げるために身につける力の一つ目は「アセスメント力」です。

アセスメント力は予測する力が身につきます。

予測して考えられることを準備しておくと、業務が後追いにならず効率が上がります。

言われてから業務を始めていると後追いになり「早くして」などと小言を言われるかもしれません。

「段取り八分仕事二分」という言葉がありますが、段取りを8割しておけば、2割の仕事量で業務がこなせることの表現です。

つまり、アセスメント力がつき予測ができると、先回りして準備が仕事の効率が上がるということです。

業務効率を上げるには後追いでなく、先回りが鉄則です。

アセスメント力を高くするには、やはり勉強が1番です。

わたしも勉強は嫌いですが、医療に携わっている以上、最低限の勉強は必要になります。

またアセスメント力がつくと必要な情報がわかるため情報収集の無駄な時間も減るでしょう。

始めは時間がかかりますが、必ず身につき効率よく仕事がすすめられるようになります。

アセスメンとして予測すると言っても別に正解する必要はありません。
「〜かも」「〜するかも」と備えておくことが大切なのです。

アセスメント力を高めるための具体的な勉強方法やおすすめの本は、以下の記事で詳しく紹介しているので、合わせてご覧ください。

優先順位を考える力つける

看護師の業務は多重課題の連続です。

もともと決まった業務の上に、指示が追加される、誰かに頼み事をされるなど、常に「今、優先してすべきことは何か」を考えながら業務をする必要があります。

優先順位を間違えると「まだやってないの?」などと小言が言われるかもしれません。

優先順位を考えるには、病態のアセスメント力とスケジュール管理が必要です。

病態がわからなければ、重症度や緊急度がわからないため優先順位は考えられません。

また時間が決まっている処置や検査、薬など時間を守らないといけないため優先度が上がるためスケジュール管理は大切です。

業務を頼まれたときに優先順位がわからなかったら、
「今〇〇をしてるのですが、それは今すぐ取り掛かったほうがいいですか?」

と聞いてみるのもいいでしょう。

経験を積み重ねることで優先順位が考えられるようになっていきます。

業務効率を上げるには、とにかく勉強が必要です。勉強なんて嫌だと思う人もいるかもしれませんが、嫌な先輩看護師に目をつけられないためにも自分の力をつけておきましょう。

優先順位の考え方や今日から使える実践方法について、以下の記事で詳しく紹介しているので、ぜひあわせてご覧ください。

嫌な先輩と関係を良くしようと思わなくてもいい

たまに、嫌な先輩とも関係を良くしようと、共通の会話を探したり、買ってきたものをわけて渡すなどごますりする人もいますが、そんな必要ありません。

時間も労力もお金も無駄です。

自分の勉強に時間を使う方が業務の効率も上がるし、嫌な先輩と関わるよりよっぽどいいと思います。

それでも本当にしんどい思いをするなら、いっそ異動させてもらうか、転職も視野に入れてもいいかもしれません。

いろんな求人を見て情報を見るだけでも、気持ちが楽になることもあります。

まとめ

嫌な先輩看護師との関わり方、対策について解説してきました。

嫌な先輩というものはどこにでもいるものです。

自分がやるべきことをコツコツ取り組んでいれば、嫌な態度をとる先輩看護師もツッコミどころがなくなり何も言わなくなるでしょう。

また、こちらから関わらなければ自然と交流が減り、嫌な態度をされることも減っていくでしょう。

嫌な態度をとる苦手な先輩看護師とは無駄に関わらず、勉強をして自分の業務効率を上げることに注力しましょう。

【文献】
参照:
[1]2-6-2の法則|グロービス経営大学院

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