看護師は夜勤をするため不規則な生活になり、肌トラブルを起こしやすいですよね?吹き出物がやっと治ったと思ったら、また新しいものが……繰り返し起こる肌トラブルにストレスを感じていませんか?
わたしは学生の頃から肌トラブルが多く、特に顎下や小鼻に吹き出物が繰り返しできていつもストレスでした。
肌トラブルについてたくさん調べて、化粧水や美容液、乳液、クリームなどプチプラからデパコスまでいろんなスキンケア商品を試し、美容エステを利用した経験もあります。
しかし、肌トラブルについて悩みが消えず、もっと簡単に解決できる方法はないかとスキンケアについて改めて考えました。
そこでふと思ったんです。
今まで塗ることに気をかけていたけど、洗顔ってどうなんだろうか。
自分の洗顔方法に悪いところがあるのかな?
洗顔ができていなかったら、いくら化粧水や美容液に手をかけても意味なくないか?
そこから洗顔についていろいろ調べて、この記事で紹介する洗顔方法にしてから肌トラブルが減り、今では肌トラブルに悩まなくなりました。
めんどくさがりなので、疲れてつい適当になってしまうと途端に吹き出物ができるのです。けど、それが洗顔の大事さを改めて気づかさせてくれます。
「洗顔なんて毎日やってるよ!」と思っている方も一度洗顔のNG行為をしてしまっていないかチェックしてみてください。特に洗顔料は変えていません。洗顔で気をつけているポイントを継続しているだけです。
「夜勤するから肌トラブルは仕方ないんだ。」と諦めるには早すぎます。わたしは30歳から今の洗顔方法を始めました。今からでも遅くありません。人生で一番若い今日から洗顔を見直して美肌づくりを始めてみませんか?
- 夜勤による不規則な生活で肌トラブルに困っている看護師
- 敏感肌で肌トラブルを起こしやすい
- いろいろ試したけど、やっぱり肌トラブルを繰り返して困っている
洗顔はスキンケアの基本
夜勤をすると、生活習慣はなかなか変えられないし、食事管理も大変だし、疲労とストレスも大きく、肌の環境を整えるのは簡単ではありません。そこでまず簡単に始められるのがスキンケアです。
スキンケアと言っても洗顔から保湿までいろいろあり、一般的には化粧水や乳液に目が行きがちですが、顔についた汗やホコリなどの汚れを落とす洗顔はスキンケアの中でも重要です。
例えば、部屋を模様替えする、新しく何かを設置するときなど、まずは掃除から始めませんか?汚れを取ってキレイにするところから始めます。
それと同じように、スキンケアを始めるときも汚れを落とす洗顔から始めます。汚れが落ちていない肌にいくら化粧水や美容液を塗っても意味がありません。肌トラブルに悩まされている方は一度、洗顔方法に着目してみましょう。
やってはいけない5つの洗顔方法
仕事が忙しいと洗顔をパパッと済ませたくなりますが、肌トラブルを引き起こす洗顔方法をしていては洗顔の意味がありません。やってはいけない行為をしていないかチェックしてみましょう。
お湯の温度を調整しない
とりあえず早く洗いたくても、お湯の温度を調整せず洗顔していませんか?お湯が熱いと油分が落ちすぎ、肌に刺激も与えます。しかし、冷たすぎると汚れが落ちません。
温度を調節し、ぬるま湯で洗顔しましょう。
シャワーを直接かけない
顔に直接シャワーのお湯をかけて洗顔していませんか?パパッとお風呂を済ませるとき(特に夜勤明け)はシャワーだけで済ませる日もあるかもしれませんが、そのままシャワーのお湯で洗顔するのはやめましょう。シャワーを直接かけると肌に刺激を与えます。手でお湯をすくって流しましょう。
洗顔料をしっかり泡立てていない
洗顔料が泡立っていないと、洗うときにこすってしまい肌に負担を与えてしまいます。泡はきめ細かく顔を包めるようなくらいの量をつくり、優しく洗います。下記の写真のようなもこもこした泡を目指しましょう。
泡立てるのが苦手な人やめんどくさい人、泡が出てくるポンプタイプの洗顔料を使用すると泡立てる手間はなくなります。
生え際まで洗い流せていない
大体は洗い流せたけどよくみたら生え際のところなど、少し泡が残った状態でそのまま拭いて洗顔を終わらせていることはありませんか?
拭くと見た目は、キレイに洗顔できたように見えるかもしれませんが、拭き取っただけで洗顔料はその部分に残り流れていません。洗顔料が肌に残っていると肌トラブルの原因になります。洗顔料が残りやすい生え際や、小鼻や顎下の洗顔料が残りやすいところもしっかり流しましょう。
洗顔後はゴシゴシ拭いている
洗顔後ゴシゴシタオルでこすって拭き取ると肌に負担をかけます。しっかり水分を拭き取ることは大事ですが、こすらずに押さえ拭きしましょう。
洗顔で気をつけるポイント
洗顔するときに特に気をつけているポイント3つをご紹介します。この3つに気をつけてからずいぶん肌トラブルが減りました。ぜひ参考にしてください。
洗顔前には手洗いを
肌を清潔にするのに、手に汚れがついていたら意味がありません。
手には目に見えない汚れがたくさんついています。なぜなら何をするにも手を使うため、気づかぬ間にいろんなところに触れるからです。
まずはしっかり手を洗って清潔な状態にしてから洗顔始めましょう。
思っている以上にしっかりすすぐ
すすぐことは洗顔の中で一番重要です。洗顔料の成分は汚れを落として清潔にしますが、雑なすすぎは洗顔料を顔に残してしまい、肌トラブルを引き起こす原因になりかねません。
すすいだお湯は下に流れるため、顎に向かって流れます。なので、すすぎが不十分の場合顎に溜まるお湯は洗顔料が混じっている場合もあるでしょう。特に溜まりやすいのが、小鼻と顎の部分です。特に顎や小鼻に吹き出物ができやすい人は、すすぐ回数を多めにしましょう。
わたしはすすぎに気を配るようになってから肌トラブルは減りました。
うっかり忘れてすすぎをササっと済ませると、途端に吹き出物が現れるので、常に意識してすすいでいます。忙しいとき、ホルモンが崩れやすくなる時期は、肌トラブルを起こしやすいので特に気をつけています。
小学生の頃、耳たぶの皮膚がただれてきたので皮膚科に行ったときのはなしです。
先生は患部に触れず、一目見ただけで「シャンプーやリンスがきちんと洗い流せてないね」と言いました。
心の中では、流してるんだけどな〜と思いつつ、(患部を保護するため)ワセリンを処方され、しばらくしたら治りました。
まだ何も知らない子どもだったのでワセリンって神の薬だ。なんて思っていましたけど、今思えばパッと見ただけで判断した先生が神です。
そのあと言われた通り、髪の毛を洗っていつも通り流した後、意識して耳の辺りを念入りにお湯で流しました。その後、耳たぶのただれは二度と起きていません。
こんなちょっとしたことで、キレイに治るんだ。キレイに洗うためのものなのに、皮膚トラブルが起こすんだ。洗顔について調べたときに、すすぎの大事さを知った子供のころを思い出しました。
わたしは皮膚が弱いのか、なにごともサッと済ませすぎて適当になっているのかはわかりませんが、自分が思っている以上に意識してやらないといけないのだと自覚しました。
拭き取りは使い捨てできるもので
拭き取るときは使い捨てのペーパータオルをオススメします。理由は毎回清潔な衛生的だからです。
ペーパータオルに特に指定はありません。わたしは自宅じゃないときはティッシュで代用するときもあります。その中でもオススメのペーパータオルは、少し厚めのものです。水分がしっかり拭き取れますし、少しソフトなので肌により優しいです。
わたしが使っているものは、デコホームのクレンジングタオルです。
一度価格が見直されて現在は1ロール60枚:299円(税込)(2024年11月4日時点)で販売されています。低価格なのに、丈夫でゴワゴワしなくてしっかり水分を拭き取れます。
正しい洗顔の方法をおさらい
NG行為とポイントがわかったので、次は洗顔の手順を見ていきましょう。
洗顔前は石鹸を使って手洗いし清潔にします。
お湯の温度はぬるま湯に調節します。熱すぎず冷たすぎずないお湯で洗います。
泡で洗う前にサッとお湯で流して表面の汚れを落とします。
泡立てるときはネットを使って細かい泡を作ります。しかし、泡立てネットは定期的に交換しましょう。長期で使っていると衛生的な問題があります。
夜勤明けは疲れや、朝の忙しいときは泡立てるのがめんどうな人もいるかもしれません。状況に合わせて泡が直接出てくるポンプタイプの洗顔料を使うなど自分の性格やライフスタイルに合わせて選ぶのもいいかもしれません。
洗顔は泡で包み込みこすらず洗うことがポイントです。肌に負担をかけないようやさしく洗いましょう。泡をたくさん使う分すすぎはしっかりと。洗顔料が流れたかチェックした後、もうひとすすぎしましょう。特に小鼻や顎は意識して多めにすすぐようにします。
肌に負担をかけないよう、こすらずペーパータオルで水分をしっかり押さえ拭きをします。
洗顔後のポイント3つ
洗顔でせっかくキレイにしても、その後のケアが不十分だと肌トラブルが起こる可能性はあります。洗顔以外にも気をつけるポイントを3つ紹介します。特別難しいことではないのでポイントを押さえて肌トラブルをできるだけ避けましょう。
洗顔後はすぐに保湿
今回は洗顔の方法について詳しく紹介していますが、保湿の重要ポイントは、洗顔が終わり拭き取った後すぐに保湿することです。乾燥は刻一刻と進むのでスピードが大事です。
肌が乾燥し、皮脂を過剰に分泌させ肌トラブルの原因となります。健やかな肌を保つためにも洗顔後はすぐに保湿して、素肌美人を目指しましょう。
無闇に肌をさわらない
人は無意識に顔を触ってしまいがちですが、手についた雑菌が肌につきます。 クセで触ってしまう人は意識してあまり触らないようにしましょう。また髪の毛が長い方は、自宅にいるときはくくっておくと髪の毛が顔に当たらないように予防できます。
枕カバーは頻回に交換する
寝ている間にかいた汗や油分は枕カバーに付着しています。衛生的なことを考えて清潔に保つなら、できれば毎日交換したいです。しかし毎日交換すると洗濯が大変なため、いくつか予備を持っておきましょう。
洗顔方法を見直してキレイな肌へ
少し面倒な部分もありますが、できる限り簡単にできる洗顔方法を紹介しました。夜勤をしているとどうしても肌トラブルはつきものです。だからといって諦めたくもありません。
忙しいとつい適当に済ませてしまうときがあるかもしれませんが、意識して洗顔をすれば肌トラブルを減らせます。今までの洗顔方法を少し見直して、できるところから取り組み、夜勤で肌トラブルに悩む日々はもう終わりにしましょう。