「派遣看護師の顔合わせって、面接みたいなことを聞かれるの?」
正社員としてしか働いたことがなかったわたしも、最初はそこが一番不安でした。
夜勤や不規則な勤務が続き、体力的にも精神的にも限界を感じていた頃、転職という選択肢を考える余裕すらありませんでした。
ただ、「今の働き方をこのまま続けるのは違う」と感じていたのも事実です。
そんなときに知ったのが、派遣看護師という働き方でした。
面接がない代わりに顔合わせがあると聞き、どんな違いがあるのだろうと思いました。
実際に何を聞かれるのか、評価される場なのか、それとも確認程度なのか。
この記事では、正社員しか知らなかったわたしが、実際に経験した派遣看護師の顔合わせについて、面接との違いやリアルな雰囲気を、体験ベースでお伝えします。

夜勤が本当につらい
人間関係に気を遣いすぎて疲れている
辞めたいけど、転職する元気がない
正社員以外の働き方が分からない
今の働き方について悩みがある人は、ぜひ働き方探しの参考にしてください。
派遣の働き方について知りたい方は、以下の記事で詳しく解説しています。


- 夜勤や不規則勤務に限界を感じている中堅看護師
- 「辞めたい=転職」しか選択肢がないと思っている方
- 看護師を続けるか悩んでいるけど、情報不足で動けない方
派遣看護師には「面接」がないって本当?


派遣に興味を持って派遣会社に登録したとき、担当者から「面接ではなく、顔合わせをします」言われ、正直、「顔合わせって何するんだろ?」というのが最初の感想でした。
法律上、派遣看護師に面接が禁止されている理由
派遣看護師の場合、法律上「面接」は禁止されています。1)
ただ、現実として「まったく会わずに決めるのは不安」という事情もあります。
そのため実際には、面接ではない「顔合わせ」が行われています。
それでも行われる「顔合わせ」とは何か
わたしはこれまでに、雰囲気の異なる2回の顔合わせを経験しました。
1)紹介派遣としてのクリニックでの顔合わせ
派遣会社の付き添いはなく、やや面接に近い質問がありました。
- 前職を辞めた理由
- なぜ派遣という働き方を選んだのか
- 採血はできるか
- 問診の経験はあるか
今振り返ると、紹介派遣は「将来的に直接雇用も視野に入れている紹介派遣」のため、人柄や継続して働けそうかも含めて確認されたのかもしれません。
2)病院での顔合わせ
こちらは派遣会社の担当者が同席し、事前に用意されたスキルシートをもとに経歴が共有されていました。
看護部の方から聞かれたのは、「病院にどんなイメージを持っていますか?」といった内容のみ。
すぐに見学が始まり、看護部長から病院の概要と、師長から病棟の流れの説明を受けました。
全体的にフランクで、評価されている感覚はほとんどありませんでした。
面接と顔合わせはここが違う【現場目線で解説】


評価される場ではなく「すり合わせの場」
2つの顔合わせを経験して感じたのは、顔合わせは合否を決める場ではなく、すり合わせの場だということです。
- 紹介派遣 → スキルや人柄をやや詳しく確認
- 一般派遣 → 雰囲気や無理なく働けそうかを重視
派遣先や募集背景によって、目的は大きく違うようです。
聞かれること・聞かれないことのリアル
「顔合わせでは何を聞かれるの?」
ここは多くの人が一番不安に感じるところだと思います。
ただ実際は、顔合わせで聞かれる内容に決まった型はありません。
紹介派遣の場合は、以下の内容が聞かれやすいです。
- 前職を辞めた理由
- なぜ派遣を選んだのか
- 必須スキルができるかどうか
これは、将来的な直接雇用を見据えているケースが多いためだと思います。
紹介派遣以外では、以下のような内容はあまり聞かれません。
- 志望動機
- 長所・短所
- 細かい技術チェック
経歴や勤務年数を見て、だいたいできることは分かると判断されているかもしれません。
むしろ、「働くイメージが持てそうか」「雰囲気が合いそうか」といった点を、双方で確認している印象でした。
顔合わせで「ダメになる」ことはある?


断られるケースはゼロではない
わたし自身、希望した求人で日程調整をお願いした際、「他の方と顔合わせ中で返答待ちです」と言われたことがありました。
結果的に、先に顔合わせされた方がお断りされたため、顔合わせに進めましたが、タイミングが被ることは普通にあります。
ただ、顔合わせ後に断られることは少ないでしょう。
断られたとき、派遣看護師はどうなるのか
断られても、派遣会社が別の求人を探してくれます。
- 希望条件に近い求人
- 条件を少し調整した現実的な求人
「一つダメだったら終わり」ではないのが、派遣の安心できる点です。
正社員しか知らなかったわたしが、派遣という選択肢を受け入れられた理由


「安定=正社員」という思い込みに気づいた瞬間
正社員は収入や福利厚生の面で安心感があります。
でもわたしは、夜勤や残業、業務外の仕事による疲れやストレスの方が、心身にとって負担になっていました。
でも、看護師の仕事自体は嫌いじゃなく、ただ、正社員という働き方が合っていなかったのだと思います。
派遣で働いて初めて楽になったこと
わたしは派遣になり、夜勤をしない働き方にして身体と心が少し楽になりました。
- 夜勤をしなくなり生活リズムが整った
- 基本は常勤の方に確認しながら業務を行える
- リーダー時代より責任感が軽くなった
逆に戸惑ったこと
ただ正社員と違う働き方で、戸惑ったこともあります。
- 人間関係が浅く、最初は聞きづらい
- 職場の雰囲気を掴むまで少し時間がかかる
それでも、仕事で消耗しすぎない感覚は、派遣になって初めて得られました。
派遣看護師は「逃げ」ではなく「選択肢の一つ」


中堅看護師だからこそ、派遣という働き方が合う理由
派遣は人員不足の即戦力枠です。
そのため、細かい技術指導まで手厚くはできない現場が多いです。
中堅看護師は、基本技術の習得や新人指導などさまざまな経験をしています。
- 基本技術の習得をしている
- リーダー経験がある
- 報連相ができる
- 分からないことを自分から聞ける
だからこそ、経験がある中堅看護師は、派遣という働き方と相性が良いと感じました。
派遣を経て、次のキャリアが見えた話
わたしは看護師を辞めたいと思い、他にやりたいことや働き方を探していました。
Web制作というやりたいことを見つけ、派遣になる道を選びました。
わたしは今、週3回は派遣看護師、残りの時間でWeb制作の勉強や仕事をしています。
残業がなく、時間管理がしやすいため、「やってみたかったこと」に挑戦できる余白が生まれました。
転職だけが答えじゃない
わたしは1度転職した経験があります。
経験したかったことができ、学びも多くありました。
しかし、正社員としての働き方はやっぱり合わないと思い、これ以上の転職は正直したくありませんでした。
でも調べてみると、働き方は一つじゃなかったんです。
正社員じゃないといけない理由はありません。
働き方は、自分で選んでいいものだと思います。
今「辞めたい」と思っているあなたへ


派遣看護師として働くかどうかは、すぐに決める必要はありません。
でも、選択肢を知っているだけで、気持ちが少し楽になることがあります。
「辞めたい」と思った今こそ、これからの自分のために情報を集めてみるのもいいかもしれません。







