再就職は納得して選ぼう|失業保険中に見つける看護師の働き方

「仕事を辞めたら、すぐ次を決めないといけない気がする…」
「失業保険中って、何か“ちゃんとしたこと”をしてないとダメ?」
「休んでるだけだと思われないか不安…」

仕事を辞めると、なぜか「次を早く決めなきゃ」「何かしていないと不安」と気持ちが焦ってしまいます。

わたしも退職した直後は、失業保険をもらっている期間=止まってはいけない時間のように感じていました。

でも実際に経験してみて思ったのは、失業保険中は“何かを急いで決める時間”ではなく、これからの働き方を見直すための余白の時間だったということです。

少し働いてみたり、働かずに考えてみたり…

選択肢を増やしてから次を選べたことで、結果的に焦らず、自分に納得できる判断ができました。

この記事では、失業保険中に「焦らなくてよかった」と感じた理由を、実体験をもとにまとめています。

こんな人に読んでほしい
  • 退職後、すぐ次を決めないといけない気がして焦っている看護師
  • 失業保険中の過ごし方に、正解がわからず不安な人
  • 次の働き方を、納得して選びたいと思っている人
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目次

失業保険中でも、働き方を選ぶことはできる

失業保険をもらっていると、「働いたらダメなのかな?」と思うことがあるかもしれません。

でも実際は、条件を守れば“働き方を選ぶ余地”はあります

何もしないか、すぐ正社員を決めるかの二択ではなく、少しずつ試しながら考えることもできる期間です。

アルバイト・単発バイトで少し働くことができる

最近は、看護師向けの単発・スポット求人がかなり増えています。

たとえば、

  • 訪問入浴
  • 健診(企業健診・学校健診など)
  • デイサービス
  • イベントナース、ツアーナース

など、1日単位・短期間で入れる仕事も多くあります。

短期間でも現場を経験することで、

  • この分野なら正社員として働けそう
  • この働き方なら無理なく続けられるかもしれない

と、自分に合う場所を見つけたり、再就職を前向きに考えられるようになるケースもあります。

働きすぎると受給に影響が出ることもある

アルバイトなど働くことはできますが、働き方によっては失業保険に影響が出る点には注意が必要です。

  • 週20時間以上
  • かつ、31日以上の雇用見込みがある

この条件に当てはまると、雇用保険の一般被保険者となり、就職扱いになります。

また、ハローワーク上では、

  • 就職・就労:原則、1日4時間以上働くもの
  • 内職・手伝い:原則、1日4時間未満

という区分があります。

働いた日は「失業日」にはならないので、その分の給付が減額されたり、不支給になることもあります。

日数や時間によっては、給付の調整が入るケースもあります。

ここで大事なのは、細かく覚えることよりも、「知らずに働くと損することがある」と知っておくことです。

細かい部分は、実際にアルバイトしようとなったときに、ハローワークに相談してください。

失業保険の仕組みや、受給までの流れは少し複雑で、ここですべてを説明すると長くなってしまいます。

受給手続きや、実際にどんな流れで進むのかを知りたい人は、別の記事でまとめていますので、必要に応じて参考にしてください。

単発・派遣という選択肢が視野を広げてくれた

失業保険中に単発や派遣という働き方を知ったことで、「次は正社員しかない」と思い込んでいた視野が一気に広がりました。

実際に経験できる単発の仕事

看護師でも、単発でできる仕事は意外と多くあります。

  • 訪問入浴
  • デイサービス
  • 健診
  • イベントナース・ツアーナース

また、看護師資格を使わない単発バイトという選択肢もあります。

看護師に疲れると、「看護師以外の仕事もしてみたい。」なんて考えることもあります。

「看護師=病院」という枠を一度外してみると、選択肢は想像以上にあります。

働いてみてわかる自分と仕事のマッチング

看護師の仕事は、同じ資格でも働く場所によって業務の内容が全く違います。

急性期の総合病院で働いていると、「デイサービスなんて自分にできるのかな」と不安になることもあります。

でも、単発で実際に行ってみると、

  • 思ったより落ち着いて働けた
  • 逆に合わないと感じた

など、頭で考えるだけではわからなかったことが見えてきます。

合う・合わないを知れただけでも、次の選択はかなり楽になります。

少し派遣も見てみようかな」と思ったときは、看護師専門の派遣会社に登録して情報を集めるのも一つの方法です。

派遣看護師の働き方については、知っておいた方がいいポイントを別の記事でまとめています。

時間の余白ができて見えてくる、別の選択肢

失業保険受給中の一番の価値は、「考えるための時間があること」だと思います。

働いていると毎日忙しくて、帰ってきたときには疲れ切って、ゆっくり考える時間はありません。

看護師以外の仕事や資格に目を向けられた

この期間は、看護師以外の仕事や資格に目を向けるチャンスでもあります。

ハローワークでは、以下のような案内もあります。

  • 資格取得
  • 職業訓練校
  • 学校に通いながら給付を受けられる制度

わたし自身、医療の世界しか知らなかったのですが、調べていくうちに「こんな仕事もあるんだ」と視野が広がりました。

実際にわたしは、Web系に興味を持ち、Webデザインの勉強を始めてみました。

本格的に転職するかはわからなくても、興味あることを調べるだけ・少し学ぶだけでも価値はあります。

ユーキャンでは、いろんな資格講座が用意されてるので、気になるものはないか一度チェックしてみるのもいいかもしれません。

旅行や出会いで価値観が変わった

わたしが一度目に失業保険をもらったとき、給付期間が3ヶ月ありました。

そのうちの1ヶ月を使って、海外でホームステイをしたことがあります。

性別も国も年齢も違う人たちと話す中で、「自分はすごく狭い世界で生きていたんだな」と感じました。

もともと内気な性格でしたが、もっとオープンに、積極的にならないといけないと感じた経験です。

この経験は、次の転職先でもアピールでき、結果的に「やってよかった」と思える時間でした。

人に会ったり、考える時間を持つのも、求職活動のひとつだと思います。

焦らずにいられた理由は「お金の余裕」

ただ、焦らずに過ごせた一番の理由は、お金の余裕があることです。

失業保険でもらえる金額や、実際の生活がどれくらい成り立つのかは、一番気になるところだと思います。

金額の目安や、失業中のお金事情については、別の記事で詳しくまとめています。

失業保険だけに頼らない前提

失業保険は、あくまで求職活動を支えるもので、生活のすべてを賄うものではありません。

だからこそ、「失業保険があるから大丈夫」ではなく、失業保険+自分の備えという考え方が大切だと思います。

看護師こそ「先に貯めておく」意味がある

看護師は、他職種と比べると収入は安定しています。

その分、「毎月入ってくるのが当たり前」になりがちです。

でも、夜勤もあり体力勝負の仕事だからこそ、「いつまでこの働き方を続けられるだろう」と思う瞬間もあります。

前もって貯めておくことは、将来のためだけでなく、今の心の安定にもつながります。

貯めるためにも、今どれぐらい使っているか把握することが大切です。

そんな時は、家計簿アプリが役立ちます。

わたしはマネーフォワードMEの家計簿アプリを使っています。

銀行やカードの登録ができ、収支の情報が簡単に整理されます。

一部制限はありますが、無料コースもあるため、お試しに使ってみるのもアリと思います。

投資より前に、現金を持っておく安心感

わたしは、ボーナスを入ったら、夏休みに行く海外旅行の分以外は、全て貯金していました。

それ以外は、毎月の給料で残る分(約3〜5万円ほど)は貯めていました。

そのおかげで、退職時には「すぐ使える現金」をある程度確保できました。

この現金があったからこそ、失業保険中も「早く決めなきゃ」と追い込まれずに済んだと思います。

また、二度目の退職時には、NISAを始めていました。

ただ、失業保険中に感じたのは、以下の2つは役割が違うところです。

  • 今を支えるお金
  • 将来のためのお金

まずは、生活を守る現金が大切です。

その土台があるからこそ、NISAやiDeCoといった制度も落ち着いて考えられるんだと思います。

制度に正解・不正解があるのではなく、その時の働き方やライフスタイルに合っているかが大切です。

ただ、NISAやiDeCoなど投資をするのはまだまだ先。だとしても情報を取るのに、お金はかかりません。

SBI証券楽天証券などのネット証券では、仕組みや資産形成についての情報などが掲載されています。

今のうちから、少しずつ情報を見ておいて損はないと思います。

失業保険中は、立ち止まってこれからを考える時間

失業保険中に焦らなくていいのは、この期間が何もしない時間ではないからです。

  • 少し働いてみる
  • 違う世界を見てみる
  • お金や働き方を見直す

選択肢を増やしてから、次を選ぶ。

そのための時間として、失業保険期間を使ってもいいと思います。

焦って決めた働き方より、納得して選んだ働き方のほうが、結果的に長く続きます。

今すぐ答えを出さなくても大丈夫なので、少しできた時間を、自分のために使ってみてください。

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